塾講師のやる気の源とは?(その1)

北斗塾に通っている高校3年生のAくん。

「友達が通っている塾だから」

そんな簡単な理由で入塾。

高1のときも高2のときも勉強はほとんどせず。

一方で、部活動は…とても頑張った。(笑)

 

こういう生徒は宮崎のような地方にはよくあるケースだろう。

別に驚かない。

 

でも、時は流れ、高3つまり大学受験をする年になった。

だから、(しかたなく)塾に入った。

 

全国模試の成績はいつも30点(100点満点で)くらい。(本人談)

学校の担任からはクラス内では学力ビリの扱い。(ずっと)

本人は明るい性格もあってか、

その点は気にしていない。(ように見える)

 

それでも最終的には親御さんも本人も大学には絶対に行きたい。

それもできれば国立大学に行きたい。

今までどんなに勉強していなくても…それは関係ない。

今がどんなに学力が低くても…それでもやっぱり望む。

クラス担任から学力ビリの扱いを受けていても…。

 

ここに真実がある、と私は思っている。

この「真実」についての話はまた別の機会に。

 

話を戻す。

その生徒が塾に入ってそれなりに指導を受けて、

思った通りに学力がアップし成績が上がっていき、

目標とする国立大学に合格可能なところまで、

学力を伸ばした。

 

そして運命の日が来た。

共通テスト(1月15と16日)だ。

今まで(といっても半年)の努力の成果が出せるかどうか。

 

結果は平均60点くらい(以前の倍)で見事に目標を達成。

第1志望の某国立大学を受けることに!

 

ところがここで問題が起きた。

担任の先生による説得が始まったのだ。

 

(続く)