塾長の考え(予備校)1

今日予備校がスタートした。

 

午前中は塾長(私)の話だった。

時間にして3時間オーバーだった。

(初日から全員が洗礼を受けた感じか?)

その後私は疲れが大きかった。

昨年は(今も指導しているが)、

インドからの生徒が入塾してきたので、

「ついに国際的な塾になったか…」

とちょっと感慨深かったが、

今日はパキスタン出身の生徒の家族と、

予備校についての面談もあった。

美形で高身長の娘さんだったのだが、

すぐに学力検査をしたこともあり、

私はもっぱらお兄さんと話をした。

宮崎大学医学部医学科に行きたいらしい。

何年かかってもいいからお願いします、

そういう「お願い」だったが…。

紹介してくれたのは某高校の某先生。

会ったこともない高校の先生が、

北斗塾予備校を指名してくれる。

正直言って、なぜかはわからない。

理由はわからなくても内心は嬉しい。

本当にありがたい話だ。

「ありがとうございます!」

実際には預かれば1年で合格させる、

そういうつもりでやるのだが、

果たして学力はどうなのかな?

そういうことで学力検査をした。

ところで、

兄弟は全部で10人らしい。(驚)

やはり日本とは子育てのスケールが、

まるで違うようだ。

生後7か月のかわいい赤ん坊も面談に、

参戦となった…史上初かな。(笑)

「何語を話すのですか?」

「パシュト―語です」

「ぱ、パス、パシュー?」

「パシュト―語です」

「ああ、パシュト―語ですね…」

(え、何、そんな言語あるの??)

インド出身の生徒と話すときは、

英語で話せたのだが、

さすがにパシュト―語は…ムリ。

どう考えても考えなくてもムリ!

結局は日本語で話しても大丈夫、

それがわかって大いに安心した。

実際にはパキスタンという国では、

1.パンジャブ語

2.シンディー語

3.サライキ語

4.パシュト―語

5.ウルドゥー語

6.バローチー語

7.英語など

ということで多言語使用の国だと、

後から調べて分かった。

グローバル化の波は北斗塾にも、

着々と押し寄せてきているのだろうか?

こんな世の中になるとは…。

想像できなかったな~。

30年前に塾長になったばかりの、

当時の自分に教えてあげたい。

「インドやパキスタン出身の生徒」

そういう生徒たちに、

受験指導をすることになるよ、と。

覚悟しておけよ、と。

当時の自分に言えば目を丸くして、

ビビッてたじろぐかもしれない。

今の年齢になっていろんな経験を、

積んできたから動揺はしないが、

それでもなかなか刺激的である。

そうは言っても、

引き受けることとなれば、

その生徒の夢が叶うように、

受験指導をしなければならない。

日本代表として…。(笑)