塾長の考え(親子関係)1

昨夜面談があった。

それがきっかけで思うことがあり、

今回から、

「親子関係」についての私の考え、

これを述べる。

 

かつての予備校生でGKくんがいた。

GKくんのお母さんは教育熱心、

…というよりも母親としての自覚、

そして責任感が強い。

その結果どうなっていったか。

息子のGKくんは宮崎西高校理数科。

頭はとても良い。

さらに言えば、

小さいころからの夢もはっきりしていた。

「薬剤師になって薬の研究をする」

「ガンの特効薬を開発して人を救う」

この息子の夢をお母さんは喜んでいた。

そして私に嬉しそうに話してくれた。

(ただし、このときは塾生ではない)

(このときは電話で話しただけ)

(塾には結局入ってこなかった)

(ある大手集団授業の塾に入塾した)

(友達が多く通っていることが決め手)

それはともかく、

1.将来に対して明確な夢を持っている。

2.小学生の時点で成績が抜群に良い。

これは、子育てが順調に進んでいる母親の

典型的な「良い例」だと当然思われた。

当時の私もそう思っていた。

「理想的だな~」と。

そして時は流れた。

GKくんは高校3年生になってから、

私の目の前に現れた。

(入塾することになるのだが…)

状況は(私が思っていた)数年前、

そのときと比べると、

だいぶん変わっていたのだった。

 

(続く)