塾長の考え(源頼朝の名言)

大事をなそうと考えている者は、

こまかなことを咎め立てせず、
ささいなことを取り立てて問題にしない。

 

「鎌倉殿」こと源頼朝は、

平安時代末期から鎌倉時代初期の武将。

鎌倉幕府初代征夷大将軍。

生まれは久安3年4月8日。

 

この4月8日が私と同じ誕生日で、

それもあって以前から親しみを持っている。

 

頼朝の名言については、

人間の思考のシステムといってもいい。

 

今日私は整体院(のようなところ)に行き、

体のズレているところを直してもらったのだが、

姿勢が良くなると自ずと視点が遠くなる。


遠くに視点を置くことで姿勢だけでなく、

精神的にも安定する効用があることに気づいた。

 

夢を目指して努力していても、

人間はどうしても不安になれば、
目の前に視線を落としがちになる。

 

目の前の出来事に対しては、

「只今(ただいま)」の精神で、

取り組むことはいいことだ。

 

だが、

未来の理想のイメージを崩すことなく、

鮮明に持ち続けて自分を信じて、

今を楽しんで行けば好転する。

 

視点を遠く(未来)に置くのだ。

 

そうすれば幸運を引き寄せられる。

 

そのときに、
どうでもいい(些細な事)や、

自分の力ではどうにもならないことに、

エネルギーを極力奪われないこと。

 

これが上手にできれば、

夢に向かっての努力の継続が可能になる。

 

目先のいろんなことに、

気をとられないようにするためには、

 

目指す夢は「大きく、高く」持てばよい。

 

自然の中に自分の身を置くと実感するが、

植物は時間の経過とともに、

どんどん成長していくけれども、

 

これが人間になると、

 

「思考」や「感情」があるため、

成長をしていきにくくなる場合が多い。

 

成長を阻害している張本人は「自分」だ。

 

人生は、

理想と現実とのギャップを、
いかに埋めていくか試行錯誤していき、

それを達成することに醍醐味がある。

 

達成すれば幸せを感じられる。

 

目標とはそのためにあり、

その先には「夢」を持つべきなのだ。

 

ただ実際のところは、

達成することを目指す道程において、

苦労を苦労と思わずに、

己の課題を1つずつ克服していく時に、

楽しめた者が結果的に成功しているようだ。

 

 

つまり、

成功する人は成功する前からすでに、

成功に値する人になっているのだ。

 

今の成績(学力)をベースにして、

目指すものを考えるとだいたい間違う。

目指すものとは自分が本当にやりたいこと。

 

妥協はするな。

 

これが生徒たちに伝えたいことの1つ。

 

塾での指導を重ねることで、

生徒に秘められた能力(=素質+才能)が、

1つずつ開花していくことで、

成功(受験に合格)に値する人にしたい。

 

塾での指導の最大の目的はこれ以外にない。