塾長の考え(9月からの勉強)

本当に合格できるための学力をつける。

 

「宿題をやっていればいいのでは?」

「学校から出される課題をすること!」

「塾に毎日自習に行くこと!」

 

このようなことをまじめにやっていけば、

最後に努力は報われる。

 

そんなに甘くはない。

 

報われる場合もあるだろうが、

大学入試においては大多数が報われない。

 

何をもって報われない?

 

第1志望大学にほとんど受からないのだ。

特に上位レベルの大学や学部だ。

 

県立高校の受験レベルで話せば、

「私、そのやり方で合格しました!」

 

という生徒は何人でも出てくる。

そのレベルの話をしているわけではない。

 

中学受験でも、

県内最高峰の学校となれば同じ現象が起きる。

 

かなり前から計画的に学習し続ける、

あるいは、

優秀なプロ講師の戦略的受験指導、

あるいは、

実績多数の学習塾の専門コースの授業、

 

そういった「原因」が、

強力かつ有効であれば入試では合格する。

 

だが現実はどうかというと、

高校3年生になってから慌てて受験勉強。

部活動が終わったから慌てて受験勉強。

 

そういう受験生が本当に多い。

 

でも狙いたい大学は、

ランクが上の方の大学だったりする。

有名な私立大学だったりする。

 

それにふさわしい努力をしてこなくても、

「いざ決戦!」

となればいい大学に行きたい。

生徒は誰でもその心理状態。

 

自分の夢を叶える大学に行きたいのだ。

 

受験生の年度で言えば、

4月、5月、6月、7月が経過した。

 

本番の試験は来年1月から始まる。

 

4月1日からみっちりやっても、

12月31日までで9ヵ月間。

 

9ヵ月間の内の4ヵ月が過ぎたら8月。

現在は8月27日。

 

9ヵ月の内5ヵ月が終わろうとしている。

もうすでに後半なのだ。

 

正確に言うと、

4月1日から翌年の1月の14,15日まで、

9ヵ月半が受験年の持ち時間と言える。

大学入試共通テストの実施日までの話だ。

 

その内、

GWが1週間、お盆休みが1週間、

年末年始休暇が1週間。

 

これら大型休暇期間を除けば、

およそ9ヵ月間。

 

この9ヵ月間は「日常生活」だ。

 

日常生活の中での勉強の質を上げるには、

主体性という名の「リーダーシップ」が、

自分の心の中に存在していないといけない。

 

その「リーダーシップ」を発揮する相手は、

他でもない「自分」だ。

 

自分に対してリーダーシップを発揮できると、

勉強の質を上げることができる。

そしてそこに対して、

 

プロのアドバイスや指導が入れば、

もっと質を上げることができる。

 

同じ学習塾に通っても生徒間で、

平等に成果が出るわけではない。

 

それまでの学習の日々に大きな違いがあり、

学力にすでに大きな違いが生じているからだ。

 

だが、質はそれぞれ皆に対して上げられる。

戦略的に個別指導をする。

リーダーシップを育てながら個別指導をする。

このミックスを「自立型個別指導」という。

 

北斗塾はその指導を徹底する塾であり、

それが存在意義だ。

 

 

(続く)